自宅のネット固定費と携帯の料金がダブルで安く!?
NTTドコモの携帯電話の利用者と自宅の固定通信の利用者に対して料金の値引きをするセット割りサービス【ドコモ光】が2015年3月1日から開始されます。
これによりドコモユーザーは月々のスマホの料金と、自宅のインターネット料金が安くなる場合が多くなります。
しかし、同じようサービスで【auひかり】が2010年から存在していて、それと比べるとかなり後発ような気がします。なぜここまで出遅れる形でサービス展開をしたのか。簡単にご説明いたします。
ドコモのセット割解禁の経緯
もともと携帯大手のドコモは、NTT(旧電電公社)から分かれた会社です。
ドコモとNTTは、経営主体が近い関係にあり、総務省は、NTTの光通信とドコモの携帯電話とをセットで販売し割引することを禁じてきました。
独占禁止法に抵触する恐れがあったからです。しかしソフトバンク他、携帯通信各社や家電メーカーなどから、
フレッツ光を利用させてほしいとの要望があり、NTTは、これと引き換えに、ドコモとのセット割を解禁することを条件に、フレッツ光を他社に開放し、NTT自らは、フレッツ光の卸販売を行う体制に変換をはかりました。これにより各社は光通信の利用を通して、
さまざまなサービスを提供できる環境が整いました。通信各社はぞくぞくと、テレビコマーシャルなどを通じて、新しいサービスの提供を始めました。
まさに世は通信会社が群雄割拠する戦国時代といえるでしょう。
docomo光の将来性
スマホ、携帯でも、通信速度は上がってきましたが、電波の状態によっては受信状態に波があり、特にビジネスでの大事な情報のやり取りには、スマホ、携帯などの無線通信は安定感がありません。この点、docomo光は、光ファイバーによる有線通信で、通信速度とデーター容量には、格段の違いがあります。
単に携帯電話との連携による割引にとどまらず、TVや映像、医療や家電まで光通信の利用は今後飛躍的に増加し新しいサービスの提供されてきます。
今後の各社の動きに注目ですね。
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