薬は正しく飲まなくちゃね!「食前」と「食後」の薬について

【最終更新日】2015年03月01

ついうっかり忘れてしまう事も多い薬。
タイミングを逃してしまったらもう飲まないほうがいい?


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気づけば今年も早3月。
だんだんと寒さが和らいできていますがまだまだ風邪シーズンのまっさかり。
早く体調を万全にしたいですがお医者さんからもらった薬を飲むのを忘れてしまうなんてこともあるはず。
もし食後に飲む薬の場合、食べてから1時間以上経ってしまったら飲まないほうがいいのかという疑問がありますね。今回は薬を飲むタイミングについて簡単にご説明します。

●食後に飲む薬について
「食後」とは食事の後、30分以内に飲む薬の事をいいます。多くの薬の服用時間が「食後」と指定されています。
もし飲み忘れてしまった場合でも、次の食事の6時間前以上であれば飲んでしまっても結構です。
それを過ぎてしまった場合は飲む時間をハズしたほうが好ましいです。
※薬の種類にも変わってきますので必ず医師や薬剤師に説明を伺ってください。

●食前に飲む薬について
「食前」とは食事の30分から60分前に飲む薬の事をいいます。
吐き気の抑制や胃を活発にする薬など、食事によって引き起こされる症状を予防するための薬が多いですね。
食後とは違って飲むタイミングには気をつけたほうが好ましいです。
※薬の種類にも変わってきますので必ず医師や薬剤師に説明を伺ってください。

薬の服用時間はその薬がもっとも効くタイミングで決められているのですが、食後の薬はどのタイミングで服用してもあまり効果に変わりがありません。
ではなぜ食後に服用する薬が多いのか。それは食道や胃腸が薬の成分で荒れるのを防ぐ意味合い意味がありますが、「飲み忘れ」を防ぐという目的もあって、服用時間を食後に指定されているものもあります。

つまりは食後が一番薬を飲み忘れるのが少ないから食後用の薬が多いという事ですが、それでも忘れてしまう事も・・・。風邪を早く治すためにも飲み忘れには注意しないいけませんね。

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