冷凍するにもコツがある？

1人暮らしをしているとスーパーで買った安売りの魚や肉を冷凍庫に入れて冷凍保存、なんて節約術をする事が多くありますよね。
冷凍保存すると食材が長持ちするというイメージがありますが実際にはどうなのでしょう？

冷凍保存だからといって過信は禁物！

冷凍しているんだから半永久なんじゃ？と思ってる人もいるかもしれませんが、冷凍保存された食材を美味しく食べられる目安は1ヶ月とされています。
それ以上は食材の水分バランスが崩壊し、うまみ成分が水分と共に抜けてしまうため味が落ちてしまいます。さらに2ヶ月、3ヶ月と過ぎてしまうと臭みがでてしまうので食べないほうがいいでしょう。
また、冷凍庫を節電設定にして温度を高くして保存したり、一度解凍した食材を再度冷凍してしまうと持ちが悪くなってしまうので注意が必要です。

上手な食べ物の冷凍保存ってあるの？

冷凍保存する際に可能な限り空気を抜くようにラップ等で一食分ずつ小分けするのがオススメです。デパート等で打っている冷凍用保存袋等を使えばさらに効果がアップ！
また、すばやく冷凍すれば水分が逃げずに保存できるので、周りに保冷剤を置くなど工夫するのもいいですね。
解凍する際にも速さに気をつけたほうがいいですね。食材の味が落ちてしまう10℃～マイナス３℃の状態にあまりしないように、電子レンジで一気に解凍したり、パンなら凍ったままトーストで焼くなどすばやい解凍を心がけるようにしましょう。

ちなみに上記でお話した事はご家庭での場合。
大型スーパーで使われている冷凍庫などは特別な技術をつかっているので旨みを損なうことなく食材を3年も保存することが可能だとか。
家庭用の冷蔵庫にも備わってくれればいいですが、やっぱり食べ物は鮮度が命。
あまり冷凍にたよらずさっさと食べてしまったほうがいいですね。