頭が痛い･･･
もしかして危ない頭痛？

熱もないのに頭が痛む・・・寝てればそのうち直るよね・・・
なんて片付けて自然治癒に任せきりの頭痛。
じつは腫瘍や脳梗塞で重い病気のアラームだったなんて事もよく聞く話。

今回は危ない頭痛に関して調べてまいりました。

危険な頭痛とは？

頭痛は大きく分けて2種類あります。
１つは命の危険が少ない「一次性頭痛」。
ストレス等によって後頭部が痛む緊張型頭痛や、こめかみあたりが強く痛む片頭痛等があります。

そして２つ目は命に関わってくる「二次性頭痛」。
時間が増すごとに痛みがひどくなってきたり、突然頭を石で殴られたような突発な痛みが襲ってきた場合は二次性頭痛の可能性が高いです。
二次性頭痛の原因といわれている病気として脳出血、クモ膜下出血、髄膜炎等があります。

危険な頭痛を見分けるには？

たとえば脳動脈が破裂するクモ膜下出血の場合、破裂の2週間程前に片頭痛と似てこめかみがあたりが激しく痛みます。普通の片頭痛であれば2,3日で痛みが治まりますが、クモ膜下出血だと痛みが破裂するまで痛みが続きます。
痛みが4日以上続くようであればクモ膜下出血の可能性が高いので病院で見てもらうのがいいでしょう。

また、スポーツをする男性に多く見られるのが椎骨動脈解離。
後頭部に痛みが生じるので緊張型頭痛と症状が似ていますが、後頭部の片側が痛み、めまいが起こるという特徴があります。野球やゴルフで首をひねった時に起こる事が多く、多くの場合がちょっとひねっただけと片付けられてしまいます。長く痛みが続くようであれば、こちらも医師に診ていただくことが好ましいですね。

このように痛みの特徴を把握することで一次性頭痛か二次性頭痛かどちらの可能性が高いか判断することができます。
もし痛みが長く続いたり、普通ではない痛みが頭を襲ったらすぐに病院で診てもらいましょう。