なぜ6月に結婚式?ジューン・ブライドの由来

【最終更新日】2016年02月16

結婚したいなぁ

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6月に結婚式を挙げると幸せになれるという風潮、

ジューン・ブライド
がありますがその意味や由来とは一体なんでしょうか?

まず6月の英語名であるジューンの由来ですが
これはローマ神話に登場するユピテルの妻ユノ(ジュノー)から取られたとされています。(ユノはギリシア神話で女神ヘラにあたる。)

ジューン・ブライドを直訳すれば
「6月の花嫁」。
もともとはヨーロッパからの伝承ですが、なぜ6月かは諸説あり、次の3つがあります。


1.先の6月(June)の由来であるユノ(ジュノー)が結婚生活の守護神とされています。6月に結婚式を挙げた花嫁を「ジューン・ブライド」(6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をし男女はユノ(ジュノー)の祝福を受け生涯幸せになれるといわれていたんだとか。

2.その昔、ヨーロッパ圏では農作業の邪魔になることから、3、4、5月の3ヵ月間は結婚することが禁止されていました。結婚が出来る6月になった瞬間、大勢のカップルたちが結婚し、あちらこちらで祝福の行事が多い月だったからといわれています。

3.ヨーロッパ圏の6月は1年の中でも雨が少なく快晴が続くため、気候的環境が最適な月であり、ヨーロッパ全土で祝福の鐘が鳴らされていたことから、6月の花嫁は幸せになれるとする説があります。

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ちなみに前述でユノ(ジュノー)が、ギリシア神話のヘラにあたると書きましたが
このヘラ、実はゼウスの奥さんで夫一筋でかなり尽くしていた良妻だったのですが、当のゼウスはかなりの浮気者で牛に変身してテュロスの王女を誘拐したり、白鳥に変身してスパルタの王女と不倫したりと、かなりのプレイボーイだったんだとか。
それに対してのヘラの嫉妬もひどく、ゼウスの予言を全力で潰しにいったという逸話もあるんだとか(笑)

ほんとに6月に結婚するのっていいの?って思いますが
ローマ神話とギリシア神話は元は同じでも、伝承のされ方が違いますし別の話だと思っていいと思います。ゼウスにあたるユピテルにはこんなひどいエピソードはないですしね。

由来はともあれ、結婚は一度きり(人によりますが)の大切なイベント。
時期に関わらず幸せなものになってほしいですね。


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