知らないのであれば今ここで知っておきましょう!
ビジネスにおいても市役所の手続きにおいてもはんこは日本人にとって無くてはならない必須アイテム。
今日もあなたのオフィスではこんな声が飛び交っているのではないのでしょうか。
「印鑑を押してください」
このようなセリフを毎日耳にしたり自分自身が口にしているかと思いますが
実はこの日本語、使い方が間違っています。
はんこと印鑑。
この2つは似て非なるものです。
意味を正しく理解して、誤用しないようにしましょう。
まず、「はんこ」というのは
個人や会社・組織がその当事者である事と、その責任や権威を証明するための印のことをいいます。
はんこに使われる素材は竹、木、石、象牙、動物の角や金属に合成樹脂等様々。
切り口は円形や楕円形、四角い形をしていて、全体の形は棒状をしています。
一方「印鑑」というのは、はんこを押した際に、紙や書類に残る絵や文字の事を指します。
もっとも、名前が彫刻してあるだけの物は印鑑とは言わずに印章と呼ぶのが正しいそうです。
まとめると
「はんこ」が道具その物の事で、
「印鑑」がはんこを押印した時に出来る絵や文字
という事です。
したがって
「印鑑を押してください」
ではなく
「印鑑を下さい」
または
「はんこを押してください」
というのが正しい日本語です。
もっとも言葉というのは時代や環境・使われ方で意味や呼び名が変わったりするものなので「印鑑を押してください」というのも間違いではなくなってきているのかもしれませんね
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