なぜ閉店前に蛍の光が?
そもそも違う曲だった?!
よくスーパーや飲食店、パチンコ店やゲームセンター等で閉店間際になると決まって流れる「蛍のひかり」。
いたるところで流れるので、耳にすると自然と家に帰らないといけない気分になりますね。
それにしても閉店間際になると、なぜ蛍のひかりが流れるのか、不思議に感じた人も多くいるかと思います。
そこで今回はだれもが知っている蛍のひかりについての雑学をご紹介致します。
閉店間際に流れる音楽について
回りくどい言い方ですが、お店などで閉店間際に流れている音楽は実は「蛍の光」。ではなく「別れのワルツ」。というアメリカの曲です。
「あれはどう聞いても蛍のひかりでしょ!」。
と思う方もいると思いますので、実際に二つの曲を聴き比べて見ましょう。
蛍のひかり
別れのワルツ
比べると蛍のひかりは4拍子、別れのワルツは3拍子で、後者のほうがすこしテンポが速いのがわかりますね。
似てはいますが、この2つは別々の音楽なのです。
また、2つの音楽が似ている理由ですが、どちらも「オールド・ラング・サイン」というスコットランドの民謡を原曲にしているからなんです。
オールド・ラング・サインは日本やアメリカ等、様々な国に普及していました。
その時に、歌詞や題名をそれぞれの国にあったものに改修して出来たものが、「蛍のひかり」と「別れのワルツ」というわけですね。
なぜ別れのワルツが閉店間際に流れるようになったのか
日本で別れのワルツが知られたのは「哀愁」。という映画がキッカケとされています。
日本では1949年に公開されたこの映画は当時大ヒット。多くの日本人が劇場に足をはこびました。
映画の中で、主人公とその恋人が閉店間際のダンスホールで踊るシーンがあるのですが、そのときに流れていた曲が「別れのワルツ」。
そのシーンがきっかけで、日本中のキャバレーやダンスホールで閉店前に「別れのワルツ」を流すというのが流行しました。
そしていつしか「別れのワルツ」は、閉店の合図の曲に変わっていき、お店や施設で流れるようになったといわれています。
※諸説あります。
とはいっても、それを知らずに別れのワルツではなく、蛍のひかりを流しているお店も中にはありそうですよね。
流れている曲が4拍子なのか、3拍子なのかで聞き分ける事ができますが
筆者のように音感の無いものには判別は難しそうです(汗)
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