実はみんな間違っている?洗剤と柔軟剤の正しい使い方!

【最終更新日】2016年01月27

私たちの衣服等を清潔に洗ってくれる洗濯機ですが、洗剤と柔軟剤正しい使用方法ご存じですか?
使い方によってその効果が全然違います。まずは自身の使い方がどれに当てはまるか見てみましょう。

1.洗剤と柔軟剤を洗濯層に同時に入れる
2.洗剤と柔軟剤を洗剤用自動投入口に入れる
3.洗剤と柔軟剤を各自動投入口に入れる
4.洗剤を洗濯層に、柔軟剤は自動投入口に入れる

おそらくこの4通りがあると思います(ちなみに私は4番。)が、この中で、実は1番と2番は間違った使用方法なんです・・・!
理由は、洗剤と柔軟剤を同時に混ぜてしまうと、お互いの効果を打ち消し合ってしまうから。
主成分はどちらも界面活性剤なのですが、洗剤は陰イオン・柔軟剤は陽イオンと性質が全く異なるため、水中で結合すると効果が打ち消されてしまうという仕組み。

せっかくそれぞれの役割分担があるのに、
一緒にするだけで効果がなくなるのは悲しいですよね。。

実は以前、私も一緒に洗濯層へ入れたことがあったのですが、
ヨガ終わりの汗臭い匂いがほぼ取れませんでした。。
むしろ、一緒に洗ったタオル等まで汗臭さが移ってしまって、結局二度洗いすることに。

洗濯物
理由を突き止めると、洗剤と柔軟剤のこの入れ方だったわけです。
なので、洗剤柔軟剤は各自動投入口があればそこに必ず入れてくださいね。ただ洗濯機は色んなパターンがあり、自動投入口自体備わっていない物もあります。

その場合、柔軟剤を投入するタイミングが大切です。

①洗い
②脱水
③すすぎ
④脱水
⑤すすぎ
⑥脱水

以上が洗濯機の動作の流れになり、柔軟剤を入れるタイミングは、ズバリ⑤番!!!
ちなみに全自動柔軟剤の投入口に入れた場合でも同じタイミングで洗濯層に投入されます。
最後のすすぎの際に仕上げとして柔軟剤を入れる事によって、
潤滑油のような働きで繊維同士をなめらかに整えてくれるのです。
最後の脱水後、すぐに干すことで菌の増殖も防止され、更に香りもしっかり引き出してくれますよ。

そんな柔軟剤の効果も様々。

・洗濯物をふんわり柔らかに仕上げる
・防臭・消臭効果
・静電気の防止
・洗濯しわの軽減
・菌の増殖の軽減
・洗濯物のからまり防止

以前まではふわふわさと香り重視で柔軟剤を使っていましたが、
これらの効果は柔軟剤のおかげだったんですね。

このように、毎日衣類を清潔に保つためにはかかせない洗剤と柔軟剤。使い方ひとつで効果がぐんと上がり、私たちの衣類を清潔に保ってくれます。
もちろんどちらも沢山使えばいいというわけではないので、用量を必ず守って使用することが大切です。
心地の良い洗濯で、毎日清々しく過ごしましょうね。

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